こんにちは。Pick upアフリカです!

今回、タンザニア在住12年の筆者が子連れで、アルーシャ国立公園に行ってきたのでご紹介します!

セレンゲティ国立公園やンゴロンゴロ保全地域などが有名であるため、見過ごされがちなアルーシャ国立公園ですが、アルーシャの町やキリマンジャロ国際空港から近く半日程度あれば見て回れるため、おすすめです。またウォーキング・サファリができる数少ない国立公園なので、他の国立公園とは違った楽しみ方ができます!

ダルエスサラームからの行き方も含めて、お伝えしていきます。

参考:https://savannahexplorers.net/blog/wp-content/uploads/2015/12/m_arusha.gif

ダルエスサラームからアルーシャへの長距離バス

私たちはダルエスサラームに住んでいるため、アルーシャ行きの長距離バスで移動しました。約10〜12時間程度の長旅ですが、トイレ付き、クーラー完備、携帯の充電スポットが座席ごとにあったりと快適に過ごせました。トイレが付いてないバスを利用する場合は、トイレ休憩以外は基本的にバスは止まらないため、道端で用を足すという状況も考えられます。念のために腰に巻ける布を準備しておくかロングスカートを着用しておくと、急に用を足したくなったときに困りません。(子連れの方は、トイレ付きだと焦らずに安心かも)

私たちはこちらのキリマンジャロ・エクスプレスを使用しました。バスの新しさ、トイレの有無、クーラーの有無等によって、多少値段は異なりますが、私たちは1人55,000タンザニア・シリング(約2,900円)支払いました。バス会社によってはもっと安いところ(1人30,000タンザニア・シリング程度)もありますが、目的地に着くまでにバスが故障したり、急なキャンセル、クーラーが効かない、回転率をあげるために追い越し等の危ない運転をする場合もあり、注意が必要です。

またバスの到着時間は、バスによって、またその日の道路状況によって異なるので、時間に余裕をみておくことが必要です。

ダルエスサラームのシェキランゴ(Shekilango)という場所に沢山のバス会社のオフィスがあり、そこでチケットの購入ができます。当日のバス出発場所も兼ねています。チケット売り場の窓口が分からない場合は、バス会社の制服を着たスタッフに声をかければ案内してくれます。

最近は、こんな感じで(https://tiketi.com/companies/buses)オンラインでのチケット購入も可能です。

私たちは朝7時出発のバスに乗車しました。そこから途中でお客さんを乗せながら、ひたすら進みます。お昼休憩が1回あり、目的地のモメラ・ロード交差点に到着したのが、夜7時でした。

バスのアナウンスは基本的にスワヒリ語のみのため、近くに英語を話せる人を見つけ出発時間を確認し、自分をおいて出発されないように話をしておくと良いです。また、休憩所には似たようなバスがいることもあります、しっかりバスのナンバープレートを確認しておきましょう!

旅行前に少しスワヒリ語を学んでおきたいという方は、こちらで旅行で使えるフレーズを紹介しているので、見てみてください!

↑クリックできます

こんな感じで進みます。お昼休憩はコログウェでとりました。

お昼休憩は30分で、トイレと食堂と小さな売店がある休憩所に停まりました。トイレとお昼を急いで食べたらあっという間でした。私は、400円程度でお皿に色々盛ってくれるビュッフェにしました。(ご飯、ピラウ、スパゲッティー、チキン、豆の煮込み、牛肉、スイカなど)

到着が近くなってくると、バスのスタッフがどこで降車するか聞いてきますので、終点のアルーシャまで行かない場合は、希望の降車場所を伝えます。幹線道路沿いの町の名前や目印の場所を伝えるとスムーズです。私たちはモメラ・ロード(Momela Road)の交差点で降ろしてもらいました。

12時間の長旅でしたが、こんな感じで変わっていく景色を楽しむことができました。

アルーシャでの宿泊先

今回私たちは、友人の家の離れに泊めさせてもらいました。(今後Airbnbで貸し出す予定とのこと)モメラ通りにある大自然に囲まれたお家で、アルーシャ国立公園まで車で5分程度と、立地も最高でした。庭に小川が流れていて、野生の猿が遊びに来ていたりと、自然を満喫できました。

泊まった離れには、トイレ・シャワー・キッチンが完備されており、1〜3人程度が滞在できる広さでした。Airbnbにアップされたら、詳細をシェアしますね!

↑泊めさせていただいたお洒落な離れ

私はタンザニアの国内旅行でAirbnbを使用して宿を決めることが多いのですが、ホストと交流ができ、現地の様々な話を聞けたりするのでおススメです!

アルーシャ国立公園

翌日、アルーシャ国立公園へ友達の車で出かけました。

ゲートを通ったらオフィスで入園料などの支払いを済ませます。観光客は大人50ドル、子ども15ドルでした。タンザニア在住者やタンザニア国籍を所持している場合、料金が異なります。クレジットカードでの支払いが可能でした。

参考:https://www.tanzaniaparks.go.tz/uploads/publications/en-1688147569-TARIFFS%20Design%20202324.pdf

ウォーキングサファリは、別途料金(大人20ドル~)がかかります。ウォーキングサファリには、武器を持った国立公園のスタッフが付いてきてくれるので安心です。ウォーキングサファリに参加する場合、長い時間歩くので歩きやすい運動靴を履いていくのが良いでしょう。またサファリに行く際は、双眼鏡などがあると、遠くにいる動物も見えやすいので役立ちます。アルーシャは朝晩は冷え込み、気温が10度近くに下がる日もありますので、上着などがあると良いでしょう。逆に日中は30度近くまで上がるため、日焼け止めクリーム帽子などを準備しておくと良いです。大自然の中にあるので、虫が気になる方は虫よけスプレーも忘れずに持参しましょう。

アルーシャ国立公園には、ライオン等の肉食動物がほとんどおらず、キリンやシマウマ等がゆったり歩いているのを見ることができます。私たちは、キリン、シマウマ、バッファロー、イボイノシシ、何種類かの猿を見ることができました。

ウォーキングサファリの場所以外でも、車から降りることができる場所もあり、ゆっくりと時間を過ごすことができます。私たちは、モメラ湖の目の前で、持って行ったサンドイッチを食べたりしながらピクニックをして自然を満喫しました。

モメラ湖ではカヌーをすることもでき、フラミンゴの大群が飛来していることもあるそうです。残念ながら、私たちの訪問時には出会えませんでした。

ウォーキング・サファリなど少し変わった経験をしたい方や時間に余裕がない方は半日程度で見て回れるのでおススメの国立公園です!

これからも子連れでも楽しめるおススメの観光スポットを紹介していきますね!

タンザニアについてもっと知りたい方はこちらの記事もどうぞ!

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