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こんにちは!今回の記事はルワンダの金銭事情について書きたいと思います。アフリカの経済状況に対してどのような印象をお持ちでしょうか。おそらくほとんどの人が貧困や難民のようなイメージをお持ちだと思います。現在僕が住んでいるルワンダの首都キガリでの金銭状況をあげていこうと思います。
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街中の様子
キガリには思ったよりも物乞いやストリートチルドレンはいません。僕の職場が比較的外国人の多い場所なため(外国人といってもヨーロッパの人です。アジア人はいないです。)、外国人に求めてくる物乞いは多少います。2日に一度声をかけられる程度です。彼らは、僕の方によって来てカタコトの英語で「マネー、マネー」や「ハングリー」と言ってきます。僕は普段彼らにはお金を渡さず、「sorry」と言って立ち去るのですが、正直心が痛みます。自宅は職場からすこし離れておりそこには外国人はあまりいないためお金を要求されることはほとんどありません。まだルワンダにきてから1ヶ月ほどですが自宅の近くでお金を要求されたことは1,2回くらいです。
物価
物価は日本とくらべて、安いです。これも発展途上国の特徴ですね。食事はローカルフードは安く、キガリ市内でも350~450円程度でお腹がふくれるまで食べることができます。田舎の方にいくともっと安く食べることができるようです。ローカルフードについては今後別の記事で詳しく取り上げようと思います。スーパーでは、肉が安いです。牛肉1kgで5500RWF(約800円)くらいです。一番びっくりしたのはパイナップルが1玉1200RWF(約180円)!安すぎないですか!現地の人に聞いたら安い市場ではこれの半分の値段で買えることができるようです。一人では食べきれないので買いませんが…
肉や果物など、現地で取れるものは安いのですが、水は日本と変わりません。ルワンダは内陸国ということもあり、やはり水は貴重な資源なのだと思います。場所によっては日本より高くね?と思わされることも多々あります。また、輸入品は日本と比べても圧倒的に高いです。例えばレッドブル(250ml)、日本では200円前後で買えると思いますが、ルワンダのスーパーで値段表をみてみると2600RWF(約390円)で思わず、高っ!と口に出してしまいました。その他キットカットなどの日本でも見かけるお菓子は明らかに日本の方が安く買うことができます。
モバイルマネー
ルワンダの人は銀行口座を持っている人はとても少ないです。理由は、彼らは銀行口座の代わりにモバイルマネーを使うからです。スマホにNokandaというアプリをいれてこのアプリを用いて金銭取引をします。私たちが日本でよく使っているpaypayのように個人間での金銭の受け渡しなどもできます。そのためタクシーなどの交通機関を使用する場合でもモバイルマネーを使います。
レストランやスーパーなどのお店では、MoMoPayと呼ばれるこのアプリの機能の一つを用います。それぞれのお店に特定のコードが用意されており、そのコードと支払う金額を入力すると支払いが完了するという仕組みです。現金で支払う必要がなく、とても便利です。しかし、どこのお店でも利用できるかというとMoMoPayが利用できないお店もちらほらあるので多少の現金は持ち歩いた方がいいと思います。
このアプリのすごいところは、なんと電気代や水道代、スマホの通信量なども支払うことができるというところです。ルワンダの人たちが銀行口座を持たない理由がわかります。日常生活での大抵の支払いはこのアプリを使用すればできてしまうため、銀行口座を作成し、私たちがよく使っているようなクレジットカードでの支払いもする必要がないからです。旅行でルワンダを訪れるならともかく、長期滞在をするのであれば必須のアプリです。
しかしこのモバイルマネー、使用するためにはまずは登録をしなければなりません。ルワンダにはMTNとAirtelというモバイルマネーを扱う会社が二つあります。僕には違いがわかりませんが会社の同僚がMTNの方がいい!と言っていたためMTNにしました。MTNのお店にいき、登録するとこのモバイルマネーを利用することができました。登録にはルワンダの電話番号が必要です。そのためMTNで電話番号も作成しました。モバイルマネーのチャージの仕方は簡単で、キガリ市内のいたるところにMTNのジャケットをきた人がいるので(Airtelの人もいます)、彼らに現金を渡すとその分だけスマホにチャージしてくれます。
今回はアフリカの金銭面をとりあげましたがどうでしたか?アフリカにはアフリカなりのシステムがあるようです。僕が最初にルワンダに来た時には、まずこのモバイルマネーのシステムには驚かされました。物価は比較的安いですが、普段日本で食べているようなものを食べようとするとなかなか高い買い物になってしまいます。
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