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本日は、西アフリカで最もホワイトな企業として、グローバル機関に認定された企業について書かれた記事をご紹介します。
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西アフリカ:ネスレ、2021年のトップエンプロイヤーとして認定を受ける
Nestlé recognized as a Top Employer in Central and West Africa
内容と背景:
ネスレコートジボワール、ネスレナイジェリアとその親会社であるネスレ中央・西アフリカ地域(Nestlé Central and West Africa Region (CWA) Limited) は、Top Employers Instituteによるグローバル認定プログラムで、2021年のトップエンプロイヤーとして認定を受けました。
Top Employers Instituteは30年前に設立され、現在では120の国と地域で1691の組織を認定しています。これらの認定されたトップ エンプロイヤーは、 世界中の700万人の従業員の生活にプラスの影響を与えていると言われています(1)。
グローバル認定プログラムは、people strategy, work environment, talent acquisition, learning, well-being, and diversity and inclusion(人材戦略、職場環境、人材獲得、学習、ウェルビーイング、多様性と包括性)などのトピックをカバーする、HRベストプラクティス調査の結果に基づいて組織を認定・表彰するものです。
中央アフリカおよび西アフリカでは、ネスレは25か国で事業を展開し、5,200人以上を直接雇用しています。
この記事によると、今回、このネスレが認定を受けたことの理由には、いくつかの企業ストラテジーが評価された点にあると言及されています。
この記事で特筆されているネスレの取り組みは下記の4つです。
- 2021年のブルームバーグ男女共同参画指数(GEI)への参画
- 育児休暇ポリシーの開始を発表
- 地域で最初の女性工場長を任命
- ILOグローバルビジネスおよび障害者ネットワーク憲章に署名
ネスレ中央および西アフリカのCEOであるマウリシオアラルコンは、従業員が会社の重要な資産であるということを強調し、次のように述べています。
「人は私たちの最大の資産です。2020年は困難を迎えた年でしたが、企業として、従業員の専門能力開発だけでなく、従業員の健康と福祉にも投資し続けることが最も重要でした。このように、私たちは皆、安全で、協力的で、刺激的で、やりがいのある環境で最善を尽くすようにしています。」
認定を受けたそれぞれの企業はTop Employers InstituteのHPで確認することができます(4)。
グローバル社会において、良い企業であると認識されるためには、社会的責任を果たすだけでなく、従業員のウェルビーイングや、男女が平等な状況下にあること、障害のある人もそれぞれの力を生かせるインクルーシブな環境作りを行うことが重要視されているということが理解できます。
関連・参考記事:
- Top Employers Institute – Link
- Nestlé recognized in 2021 Bloomberg Gender Equality Index – Link
- Find a Top Employer – Link
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