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みなさま、こんばんは!
いつもPick-Up! アフリカで更新させていただいているコンテンツをご覧くださり、ありがとうございます。
本日は8月より更新が途絶えていた人気記事ランキングを更新させていただきます!
2020年10月の中で、最もアクセス数の多かった人気記事トップ5をご紹介していますので、ぜひご覧ください!
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1位:アフリカの人的資本に関する話題- 頭脳流出と人材育成教育【面白記事 Vol. 134: 2020年9月14日配信】
10月に最も多くのアクセス数を獲得したのが、国の経済発展の基盤となる人材分野の育成に関する話題として、1本目ではナイジェリアから人的資本流出に関して警鐘を鳴らす記事、2本目では南アフリカで実施されている職業訓練教師のトレーニングプロジェクトに関する記事を紹介した、こちらの投稿です!
人的資本の流出とは、優秀な人材が国内から国外へ移動してしまうことを指します。最初の記事では人的資本指数(Human Capital Index: HCI)においてアフリカ大陸のどの国も上位50位にランクインしていないことを紹介し、アフリカ大陸での貧困の原因が、今後の発展を担う優秀な人材の国外流出にあるのではないかと問題視しています。また、特にHCIが157カ国中152位にランクインしているナイジェリアでは、アメリカへの人的資本の流出が多く見られるとの見解が示されている一方、同様の課題感をいち早く解決しているアフリカの国として、ルワンダが紹介されています。
この回の2記事目も同様の分野に関する話題となっていますので、ぜひご一読ください。
2位:ルワンダ政府;医療目的での輸出用大麻栽培を承認!【Pick-Up! アフリカ Vol. 14(投稿:2020年10月20日)】
2番目に多くのアクセス数を獲得したのが、ルワンダにて医療用の大麻栽培が輸出市場向け限定で合法化されたというニュースを含む、農業セクター関連の記事2本を紹介したこちらの記事です!
最初の記事によると、ルワンダで実施された輸出用大麻栽培の合法化には、米国と欧州連合市場への輸出を通じた外貨の獲得、また世界の医学研究への貢献が狙いにあるようです。ルワンダの農業セクターでは近年生産性の低い伝統的な農法から最先端技術を活用した生産性の高い近代的な農法への転換、また園芸作物など高付加価値な農産物の輸出による外貨の獲得などが目指されており、この決定も後者の一貫であると考えられます。記事では、医療目的以外での国内消費を禁止する法整備等に関して詳しく紹介していますので、農業分野で今後活躍が見込まれるスタートアップを紹介している2記事目と合わせて、ご関心のある方はぜひお読みください。
3位:食料の安全保障維持に向けたアフリカ諸国政府とイスラエル企業らの連携【Pick-Up! アフリカ Vol. 2: 2020年10月6日配信】
3番目に多くのアクセス数を獲得したのは、面白記事からPick-Up! アフリカへリニューアル後、2つ目の記事として更新させていただいたこちらの投稿です!
こちらの投稿では、アフリカの農業分野にて課題となっている食料の安全保障を解決すべく、アフリカ諸国政府とイスラエル企業らが、政府とイノベーション企業をつなぐイスラエル発の国際的なプラットフォームIMPROVATEを通じ、連携に向けた動きを活発化させているという話題を紹介しています。記事では、現在はイノベーション大国として認知されているイスラエルが、実は農業分野で卓越した技術を保有している歴史的背景から詳しく解説しています。アフリカ諸国が自国民をカバーするだけでなく、将来的に世界各国に食糧を提供する農業大国へと成長するためには、官民や国家を超えた協力関係の構築が不可欠と考えられるだけに、国際的な官民連携の動きとして、こちらの投稿でご紹介している取り組みは重要な動きと言えます。
ご関心のある方は関連記事と合わせてぜひアクセスください!
4位:アツい南アフリカのBPOビジネス!東アフリカも統一に向けて!【Pick-Up! アフリカ Vol. 6 (投稿:2020年10月10日)】
4位にランクインしたのが、アフリカのビジネス環境に関する話題をご紹介したこちらの投稿。
1記事目では、ビジネスのアウトソーシング先として南アフリカが人気であるとの見解を示すマッキンゼー社のレポートを読み解いています。近年、ソフトウエア開発などにかかるコストの削減などを目的に、インドやベトナムなど東南アジアがビジネスのアウトソーシング先として注目を集めていますが、こちらの記事によると、南アフリカのBPO (Business Process Outsourcing)事業は年3%の成長を見せており、4億6,100万ドルもの経済効果をもたらしているようです。成長の大きな要因には、政府機関がサポート予算を立てるなどBPO分野に力を入れていることが挙げられており、環境としての成熟度や労働者のレベルが関係してくるのではとの見解が示されています。
この回の2記事目ではウガンダ、タンザニア、ルワンダの3カ国が証券取引市場の統一に向けた動きを活発化させているという話題をご紹介しています。ご関心のある方はぜひお読みください。
5位:コロナ禍でのケニア難民キャンプ、メンタルヘルスケアの課題【Pick-Up! アフリカ Vol. 7 (投稿:2020年10月12日)】
最後にランクインしたのが、コロナ禍で問題視されているメンタルヘルスの課題について、ケニア最大の難民キャンプでの現状を紹介したこちらの投稿。
新型コロナウイルスの感染拡大防止策に起因する移動制限による失職や、ドナーからの食糧配給などを含む人道支援の削減により、難民キャンプで生活をする人々の心理的負担はますます荷重になってきています。記事によると、ケニア最大のダダーブ難民キャンプでは、新型コロナウイルスによる心理的な影響等により、住民の自殺未遂件数が昨年から50件以上急増したようです。国連世界食糧計画(WFP)は厳しい資金制約のために、難民キャンプでの食糧配給を通常の70%にまで削減することを表明しており、依然として住民の健康状態も危惧されています。コロナ禍におけるメンタルヘルスの課題は早急に対策やケアが必要なホットな話題です。ご関心のある方はぜひリンクへアクセスください!
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