目次
皆さん、こんばんは!
今日はスタートアップ周りの環境づくりに関しての記事をお届けします。
今回の記事では、ちょうど今ルワンダで展開されているスタートアップ法(Startup Act)制定に関する動きと、アフリカにある様々なインベーションハブなどを繋げるネットワーク作りをしている機関に関しての記事を共有します。
アフリカといえば?スタートアップという中でどのように彼らの成長を助けようとする動きが起きているのかを少しでもご共有できればと思います。
お楽しみください!
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ルワンダ政府、スタートアップ法制定へのプロセス開始!
英題:『Rwandan government starts process of putting in place a Startup Act』
内容と背景:
世界的にスタートアップ法(Startup Act)が制定される中で、2018年にアフリカではチュニジアが最初に制定した。スタートアップ成長、そしてイノベーションが起こりやすい環境づくりを目的としており、チュニジアで制定されたものはどうやら良い効果をもたらしているようです(近くスタートアップ周りの環境づくりに関するコラムを書きますので、詳しくはそちらで)。その後、アフリカではセネガルでも制定に向けて話し合いが行われ、近くインプリメンテーションされるというところまで展開していますし、DRCでは国会での議題の一つとして提案されるようです。そんな中で、アフリカのイノベーションハブとなろうとしているルワンダでも同法の制定に向けての話し合いが行われているというもの。
記事は8月中旬のものなのですが、そこでは、政府関係者、イノベーションやスタートアップなどをサポートするような機関(インキュベーションセンターなど)関係者、国際協力機関(日本でいうJICAなど)関係者、ルワンダ 国内外の起業家、そしてスタートアップ関係者など様々な人たちを集わせる形で、話し合い、というか、意見交換会、意見収集会が3回にわたって行われました。
それぞれの会で話し合いの内容は違い、最初の会では公共に解放されたセッションでウェビナー形式で行われ、第二回目、三回目は登録者や、起業家、スタートアップ関係者などから抽選で選ばれた60名に対して意見を聞く形で9月2日までに行われた。
今回ルワンダ政府(ICT・イノベーション省)はi4Policyという、チュニジアのスタートアップ法制定でも中心となり、これまで、11か国で同様の法令の制定に関わってきた、団体に同国の法令制定の話し合いのファシリテーションを依頼しているようです。
内容や完成のタイミング、そして実際の施行までの道のりは長いですが、コロナ環境下で、中小企業に対するサポートスキームがある中で、企業規模や必要としているサポートが少し違うことで、なかなか成長を後押しするに良い環境だと言えない現在に、このような話し合いが始められたことはルワンダのスタートアップや今後ルワンダに進出しようと検討しているスタートアップにとっても良いニュースだろう。世界での成功例や、チュニジアの成功例、そしてイノベーションハブとしても注目されているルワンダにあってどのようなものができるのか楽しみなところです。
引き続きこちらのニュースも進展があった際にはお伝えしていきます。
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関連記事:
- 「Rwanda set to get Startup Act to help spur tech services」 – Link
- 「Here is why Rwanda is creating a Startup Act」 – Link
- 「面白記事 Vol. 18 記事3」 – Link
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アフリカのハブのネットワークAfriLab、27の新たなメンバーを加え、メンバー数225に!
英題:『African hubs network AfriLabs adds 27 new members to reach 225』
記事リンク:https://disrupt-africa.com/2020/08/african-hubs-network-afrilabs-adds-27-new-members-to-reach-225/
内容と背景:
2019年の暮れには643箇所あると言われたアフリカのテック・ハブ。複数国に拠点を持つことでそれぞれの拠点間のネットワークを作り、彼らの持つ投資家や、メンター、スタートアップ企業の情報共有から、それらの成長などに繋げることが可能になるのですが、今日はアフリカ全体でそれを行い、様々なスタートアップのネットワークを作っているAfriLabsを紹介する記事をご紹介します。
記事で紹介されているAfriLabsは2011年に設立され、それ以来テックハブを繋げるネットワークを作ることで、それぞれの企業の成長や、社会経済の成長などに繋げることを一つの目的に活動しています。
その数も現在では225まで増え、アフリカにあると言われているテック・ハブの3分の1以上を占め、合計47か国にまでそのネットワークを広げたようです。
もちろんメンバー制のこともあり、加入には費用もかかることながら、彼らの主催・企画する様々なイベントへの参加もでき、他のスタートアップ企業やテックハブともネットワークできることを考えると良いイニシアチブのようにも思えます。実際今年はじめには28のハブも加わっていることから、今年だけで50以上加わっており、注目を集めていると言えるのではないでしょうか?
スタートアップのための環境を作ろうとすると様々な要素、投資家、起業家同士の繋がり、法令や政策などがあることがプラスに働くと想像されますが、彼らのこれまでの効果も気になるところです。こちらに関してはまた改めてお伝えできればとおもます。
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関連記事:
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