こんにちは!Pick-Up!アフリカです。いつもご覧いただきありがとうございます。

今回、2泊3日でレソトという国に旅行に行ってきました。個人的にとってもお気に入りの国になったので、レソトの魅力をたくさんお届けできたらと思います!

レソトってどんな国?治安や通貨は?という方にはこちらの記事がおすすめ↓

レソトへの入国方法はこちら↓

友達の家に到着

入国したときはもうすでに23時。国境付近はどんな人が歩いているかわからないため、特に夜中は注意する必要があります。それでも見てしまうほどの満天の星。電気が少ない分、星がよく見えます。南アフリカは停電こそあるものの、都市部では大量の電気が点いているので、本当に真っ暗な中で見る星々に感動。

そして今回の旅、なんとレソト出身の友達がお家に泊めてくれました。滞在費も浮くし、現地の生活もわかるしでいいことばっかり!こんな遅くに訪問したのに温かく受け入れてくれた友達とご両親には頭が上がりません。

友達のおうちは一階建ての一軒家で、部屋数も多くかなり広かったです。寝室ごとにトイレとお風呂がついていて、ここはホテルかと錯覚するほど快適でした。ただ、一般道から少し外れた場所にあるため、家までの道が未舗装で車だと行き来が大変でした。

少しみんなで談笑した後、お母様手作りの料理をいただきました。手で食べるのがレソト式ということで我々もトライ。これが本当においしくて、アフリカに滞在した1年間の中で一番おいしいアフリカ料理でした。

パップ(トウモロコシの粉からできた主食)とほうれん草、甘い味付けの牛肉

出発!

朝、友達のご両親に別れを告げて最初の目的地に向かいます。少し街を出るとなんと綺麗な大自然!手つかずの自然にうっとりしてしまいます。

「天空の王国」と呼ばれるレソトはとにかく山が多く、傾斜が激しくカーブも多いので、山の中を観光する際にはかなりパワーのある車が必要になると思います。

そして、そこら中に馬やらロバやら羊やらがたくさんいます。全て家畜で、モノを運んだり、毛をとったり、食用にしたりするそうです。

動物たちを人が先導して歩いている場合もありますが、動物だけで歩いていることに驚き。先頭の一匹にベルなどを付けて歩かせ、他の子がそのベルの音を聞いて後ろから着いていきます。動物って賢いなあと感心しました。

かわいい動物たちや綺麗な景色を見ていたら一つ目の目的地、乳山に到着です。

Thabana li mmele(通称:乳山)

※Google mapは名前を間違えているようです

この山は通称乳山と呼ばれるそうなのですが、みなさんなんでかわかりますか??そうなんです、見た目が完全に女性のそれなんです。自然は本当に私たちを楽しませてくれます。

レソトでは、観光名所のような場所には写真スポットとして黄色の枠が建てられています。これは南アフリカも同様で、ケープタウンなどに行くとたくさん見かけます。基本観光地にあるので、割と並ぶこともあるのですが、やはり山奥なので誰一人おらずすんなりパシャリ。ただ、午前中に行くと逆光なので注意です。

一通り写真を撮り終えたところで、近くに川があったのでそこまで行ってみることに。その水が透き通っているのなんの。レソト人の友達はめっちゃきれいだから飲めるよ!とか言って飲んでましたが、私は遠慮しておきました。

さあ水分補給もしたら再び大自然の中を進んでいきます。

山の中にはこのような伝統的なお家がたくさんあります。これらは住居、または倉庫として使われています。私のもう一人の友達も、自宅の敷地内にこのような伝統的なお家がありましたが、意外にも中はモダンな感じ。ソファーやベッド、キッチンがあり快適に暮らせそうでした。友達の家は街にあったので、山の中だとその生活ぶりも違うかもしれませんね。

途中こんな滝がありました。

水量が多くすごく激しい滝!近くで見るとびしょぬれになりそうなほど迫力があります。この滝は看板も立っており、ちゃんと観光地?なはずなのですが名前などわからず…レソトの首都マセルから乳山に向かう道をずっとまっすぐ行くとあります。

さて乳山から一時間ほどドライブしたら、個人的に一番楽しみにしていた場所に到着です。

Maletsunyane Falls

マレツニャーネ滝に到着しました。絶景!高さ192メートルもあるらしく、下は急な斜面。まるで急に切り取られてしまったのかと思うような岩壁から一筋の滝が降り注いでいます。冬だったため、雨量が少ないのですが夏だともっと勢いが激しいとのこと。それでも、すごい迫力でした。

長いドライブも終わったことですし(自分は運転していない)ここで最高の一杯をキメました。沁みる~~~

こちらはレソトのビールMALUTI。味の違いなんて全くもって分かっていないので、感想は省略しますが、とにかくおいしい!ちょうどレソト王国200周年ということで限定パッケージになっていました。

ちなみにMaletsunyane Fallsに行くのに入場料100マロチ(約900円)かかりました。また、一般道から滝を見ることができるスポットまで、道がないため草原を走っていく必要があります。車道から外れて道なき道を行くのでかなり勇気がいりますが、3分もしないくらいで少し進むとすると着きます。お金を払う際に警備員の方に行き方を聞いておくといいでしょう。

また、馬に乗ってこの滝まで来ている観光客もいました。馬で観光地を巡るツアーがあるのかもしれません。

今回はここまで。今後も、おすすめ観光地やレストランといったレソトについての記事を投稿していく予定です。お楽しみに!

また、私たちのX(旧Twitter)ではアフリカの現地の様子を写真付きで紹介しています。気になる方はぜひチェックしてみてください!

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