こんにちは!Pick-Up! アフリカです!!

今回はルワンダ留学中の大学生Hiroがウガンダに2泊5日の日程で旅行に行ってきたので、現地で役立つ情報を含め旅の様子をお届けします。

カンパラの様子

無事に11時間の地獄バス移動を乗り越えて、ルワンダの首都キガリからウガンダの首都カンパラに到着しました。何が地獄だったのかは前回のブログをチェック。

こちらがカンパラの街の様子!人・車・バイクでごった返しており、アフリカのダイナミックさとパワーを感じます。信号はありますが交通ルールを守らない車両が多く、交通量を捌き切れていないため渋滞が多発しています。

ウガンダは赤道直下の国のため暑いと思われがちですが、標高が約1200mと高いため最低気温は17度ほど、最高気温も30度を超えることは滅多にありません。

日差しはかなり強いので対策が必要です。帽子、サングラス、日焼け止め、日傘などを持っていくと良いです。急にスコールが降ることもあるので、折りたたみ傘が役に立つと思います。

また、交通量がかなり多いためか、大気汚染はかなり酷く感じました。外を出歩いた後、鼻をかむと鼻水が黒くなります笑

実際にPM2.5の濃度はWHO基準(25μg/m3)を大きく上回っており、12倍以上の(300μg/m3)を計測する日もあるそうです…(世界大気質プロジェクト参照)

こちらのサイトでは最も汚染された都市ランキングで、カンパラは17位にランクインしていました。

治安

外務省によると、首都カンパラを含むその他の地域は危険度レベル1とされており、他のアフリカ諸国と比べると比較的安全です。

とはいえ油断は禁物。筆者は街中でiphoneを出して道を調べていたところ、親切な現地の方に「盗られてしまうからしまいなさい!」と注意を受けました。

2024年8月には、「ソマリアの過激派アルシャバーブが、カンパラ都市圏でテロを画策している」とウガンダ警察が警告を出すなど、テロの危険性もある国です。

人混みや狭い通路、人気のないビルなどではスリや強盗に十分警戒し、夜間はできるだけ出歩かない方が良いかもしれません。

交通機関

カンパラでの移動は「ボタボタ」と呼ばれるバイクタクシーが基本になります。

電車はもちろん市内を周るバスも見受けられず、ボタボタが国民の生活を支えているようでした。車のタクシーに何度か声をかけられることもありましたが、数は多くないようです。

街の至る所にいるボタボタに声をかけて目的地まで運んでもらいます。二人乗り、もしくは三人乗り(現地の方は子供含めて5人乗りしているのも見かけました…!)ですが、乗客のヘルメットはありません…乗車する際は十分気をつけてください。

料金の相場は近場なら1000〜2000ウガンダシリング(42円〜82円)、少し距離がある場合は5000ウガンダシリング(210円)ほどすることもあります。吹っかけられる場合もあるので、頑張って交渉してみてください。私のおすすめ交渉方法は、たくさんドライバーを呼んでせりの方式で希望価格を押し通すというものです。大きな声で希望価格を伝えましょう。

基本英語が通じます!(ウガンダの方は英語がとても上手!こちらの英語能力指数統によると、ウガンダはアフリカの中で5番目にランクづけされています。)

赤道モニュメントがあるカヤブウェへ移動!

カンパラの街を少し散策した後は、赤道モニュメントを見るためにカヤブウェへ移動します。アフリカには赤道が通っている国が6カ国あり、東からソマリア、ケニア、ウガンダ、コンゴ民主共和国、コンゴ共和国、ガボンです。国名に赤道が入っている赤道ギニアには実は赤道は通っていません!

移動にはミニバスを使います。ウガンダでは都市間の移動はミニバスが主流で、大体15人乗りくらいのボロボロなハイエースが多いです。

カヤブウェはカンパラから南西に80km離れた場所にあり、移動時間自体は2時間ほどです。

カンパラにはこのミニバスのターミナルが二つあり、それぞれ「ニュー・タクシー・パーク」、「オールド・タクシー・パーク」です。(その名の通り新しいか古いか、現地の方はニューを使うことを勧めていました。)

この交通の要所になっているターミナルですが、その景色が圧巻!

どこから発車するの?!というくらいミニバスが敷き詰められています。

そしてこのミニバスは運営方法も独特で日本とは全く異なります。

日本のバスには時刻表があり、ある程度時間通りにそれぞれの停留所に到着しますが、このウガンダ式ミニバスにはまず発車時刻というのが存在せず、ある程度乗客が集まらないと発車しません!

私もカヤブウェ行きのバスに乗り込んだ際は、バスの中で1時間30分待たされました…運良く満員目前のバスに乗り込めると良いですが、移動には想定の1.5~2倍ほどの時間がかかることを考慮すべきです。

また、待機中のバスは日差しに晒され、乗客でぎゅうぎゅうで風通しが悪いためかなり暑いです。

過酷な待ち時間に耐え、ようやく出発!

こちらが車内の様子。かなりぎゅうぎゅうです笑

そして、この感じで時速100kmほどで走行します…!ウガンダは道路の整備が行き届いていないところも多いため、かなり揺れます。正直命の危険を感じました笑

しかし慣れてくると揺れにも対応できるようになり、車内の乗客の方々も意外にも静かに過ごす人が多かったので、私は眠ることもできました。(現地の方にも眠っている方が数名。)

道中は乗客を下ろしながら、同じ方面に向かう乗客を拾いながら目的地まで向かいます。

料金は15,000ウガンダシリング(630円)でした。

合計で3時間半の移動を終え、ついに赤道直下に到着!

道路を挟んで赤道上に二つのモニュメントが設置されています。

コンパスを確認すると確かに北緯0度の表記が!

有名な観光スポットなので賑わっているかと思いきや、人はかなりまばらで閑散としていました笑

近くにはお土産屋さんや軽食を取れるカフェが数軒あります。

途上国支援のかたちでは珍しく、韓国の援助で建設されたカフェのようです。オレンジジュースをいただきました。(ウガンダの物価からするとちょっと高かった記憶。)

ウガンダ産コーヒもたくさん並べられていました。ウガンダは隣国のルワンダと同様にコーヒーの産地として有名で、「ロブスタ種発祥の地」とされています。

店内には訪問した観光客が記念に記名できるコーナーも。日本人の方のお名前もいくつか見受けられました。

このような素敵な記念写真を撮ることができます!

おわりに

帰りは近くにバスターミナルがないので、走行中のミニバスを見つけて乗り込みます。なかなか席が空いているバスが通らず、20分ほど道端で待機していました。行きの待ち時間よりはマシです。

移動に時間がかかることはネックですが、ウガンダに訪れた際はぜひ行ってみてください!

次回は「ナイル川の源流」を見に行くためにカンパラから北東のジンジャへ向かいます!お楽しみに!

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