皆さん、こんばんは!

今日はイノベーション、テクノロジー、スタートアップに関してお伝えする水曜日です。

今日は、各国政府のイノベーション具合を調査し、ランキングしあレポートを伝える記事を共有します。

スタートアップエコシステムと共通点が見出せるところがり、面白みがあります。

どうぞお楽しみください。


アフリカのイノベーションランキング

英題:Ranking (trademark) innovation in Africa

記事リンク:https://inventa.com/en/news/article/561/ranking-trademark-innovation-in-africa

内容と背景:

少し前に発表されました世界中の政府のイノベーション具合を調査し、ランキングした結果を先に共有します。こちらの調査は、2007年から続いているもので、アメリカのコーネル大学と、INSEADという、フランスと、シンガポール、アブダビ、サンフランシスコにある、ビジネススクール、そしてジュネーブに本部がある世界知的所有権機構(World Intellectual Property Organization: WIPO)を中心とし、他の関係機関との共同で作成されているレポートです。

レポートでは、規制局などがイノベーション関連の政策を制定する際などに、自国のイノベーション具合や他国のイノベーション具合から学び、自らの政策制定に活用できるようするのが目的のようです。

関連記事にはレポートをダウンロードできるページも載せていますので、ご興味のある方はぜひ読んでみて見てください。

さて、記事では、アフリカの国々のパフォーマンスを載せ、全体で調査された130カ国中、アフリカで一番パフォーマンスが良かったのが、モーリシャスの52位、続いて南アフリカ(60位)、チュニジア(65位)、モロッコ(75位)となっていることを共有するとともに、パフォーマンスの低かった国々に共通していることとして、研究開発や、政府への高い依存性、ビジネス環境が整っていない店などをあげています。よりいいパフォーマンスを記録した国々に関しては、教育や、研究開発、知的財産権システムなどの整備がなされている国が上がっているとも共有しています。

また、レポートでは面白い指標も出しており、「予測・期待以上のパフォーマンスをした国」のランキングも出しており、サハラ砂漠以南のアフリカの国々が結構この中にカテゴライズされていることから、記事ではアフリカのイノベーションの可能性、将来性は明るいのではないかともしています。

レポートでは、インプットとしてのイノベーション力だけでなく、アウトプットとしてのイノベーションも見ており、その点に関してはモーリシャス(21位)意外(ナミビア-26位、マダガスカル-40位、モロッコ-55位、トーゴ-60位、カーボベルデ-73位、ケニア-74位、モザンビーク-77位、南アフリカ-79位)先にあげた国々があまり選ばれていないこともあり、まったく違った指標でイノベーション具合を調査しているのが伺えるのではと思います。アウトプットに関しては、イノベーション具合をどれだけ収入に繋げているかというところに重きを置かれていることもあり、インプットとはまた違った入選になています。

インプットに関しては、先に共有しました、StartupBlinkのスタートアップエコシステムに共通すると転がるのではないかとの印象を受けました。レポートが400ページ以上と内容盛り沢山なところもあるので、ぜひお時間ある時に一度読んでいただくのがいいのではないかとも感じました。

関連記事:

  1. 「The Global Innovation Index (GII) 2020: Who Will Finance Innovation?」Link
  2. 「アフリカのスタートアップ環境、本当はどうなの?【面白記事 Vol. 58:2020年6月13日配信】」Link
  3. 「なぜナイジェリアはStartup Ecosystem Rankingで順位を落としたのか?【面白記事 Vol.64 (2020年6月20日配信)】」 Link

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