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みなさま、こんばんは!
いかがお過ごしでしょうか。
さて、本日はルワンダで今年2月に行われたドローンの飛行技術を競うコンペティション「The Lake Kivu Challenge」に関する記事をご紹介します!
アフリカ市場で近年世界から注目を浴びているドローン産業。
ご関心のある方はぜひ、お読みください!
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記事:『African Drone Industry: Winners of the Lake Kivu Challenge Announced!』
記事リンク:
内容と背景:
本日は、面白記事でもこれまでたびたび取り上げてきましたアフリカでのドローン産業に関する話題をご紹介します。
アフリカでは近年、政府やNGOなどがサプライチェーンの問題を解決し、地域経済を活性化させるためにそのポテンシャルに期待し新技術への投資を活発に行う中、ドローン産業が重要な世界市場として注目を集めています。
そんな中、ルワンダでは今年2月に行われたAfrican Drone Forumの一環として、期間中にルワンダ政府、世界銀行、イギリス国際開発省の共催で、The Lake Kivu Challengeというコンペティションが行われました。コンペティションでは世界中から応募を通じて選出され集まった10の団体が3つの異なる現実世界のシナリオで互いの技術を競い合いました。
ルワンダのICT及びイノベーション大臣であるPaula Ingabire氏は、コンペティション開催というチャレンジ自体がアフリカのドローンのエコシステムにとって重要な一歩であり、開催を通してドローン技術がどのようにサプライチェーン構築の手助けとなるのか見識を深めることができたと述べています。さらに彼女の話によると、この開催を通して国際ドローン産業の注目と焦点がルワンダに集まることを目論んでいるようです。
記事によると、コンペティションは物資の配達、物資の収集、また自然災害時を想定したGPS特定の3つのシナリオに基づき実施され、それぞれ物資の配達ではドイツのドローン配送企業Wingcopter社、物資の収集では同じくドイツのスタートアップPhoenix Wings社、GPS特定では韓国の企業Hojung Solutions社、また特別賞としてその他数社も受賞者として選出され、世界銀行とイギリス国際開発省により提供された多額の賞金が授与されたようです。
関連記事にも記載がありますが、今回の開催は参加団体にとっては技術を実証するだけでなく、アフリカ諸国政府の求めている特定のニーズを探求する機会、政府にとっては最良のテクノロジーパートナーの選択を模索する良い機会となったようです。
サプライチェーン網などがCOVID-19の影響を受ける中、先進国に比べて航空規制の少ないアフリカでは、ドローンなどの最先端技術の活用は今後さらに注目を浴びるであろうと期待できそうです。
記事後半には、各団体がドローンを離島に向けて飛ばす様子など、コンペティション開催当日の様子が撮影された動画も載っていますので、ご関心のある方はぜひご覧ください!
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